【ノレソレ】が描く、サイコパスの恐怖と苦悩を描くサイコスペンス『父さんはひとごろし』。駿は!?茉莉は!?野崎は!?脱出できるのか!?
この記事はその28話のネタバレと見どころを紹介しています。
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父さんはひとごろし ネタバレ 28話 ダイジェスト!
野崎誠のテーブルに置かれた一枚の写真。
それは野崎恵が母子コミュニケーションの一環で何気なしに渡した目潰し犯の昔の写真だった。
写真の中の目潰し犯・一条透を見て恵は罪悪感を覚える。
イジメられていた恵は、一条透に助けを求めてしまったのだ。
油断なく躊躇なく、良心の呵責なく、滅多打ちにイジメっ子を殴り。
そして、主犯の女の子を脅した時、
一条透は『性=暴力』なのだと知ってしまった。
法の中でいきる術を身に着ける前に、性と加虐を結び付けてしまったことが、
一条透の最大の不幸だった。
父さんはひとごろし ネタバレ 28話の登場人物の動き
かつて一条透だった『中山雅行』

野崎恵に助けを求められ、その解決手段として暴力を行使。
恐れを知らなかった一条透はたちまちイジメっ子の男児たちをぶっ飛ばす。
残るイジメっ子は主犯の女児。
男も女も関係ないと思っている一条透は殴りつけようとするのだが、
女児の目に映る恐怖、怯えの感情を見て、性的な興奮を覚えてしまう。
これが、一条透が目潰し犯となるトリガーだった。
28話の見どころ!目潰し犯・一条透が不幸
作中での台詞をそのまま書きますが、
野崎恵の言うように
『法の中でいきる術を身に着ける前に、
性と加虐を結び付けてしまった』
これは確かにものすごい不幸です。
本来なら道徳教育で倫理観や法の存在を知っていくのに、
先にそんな衝動を覚えてしまっては、それを正すのは困難だと言えます。
何せ『暴力で物事を解決できる』と知ってしまい、
『さらに、性的興奮』まで覚えてしまったのですから。
野崎恵が一条透に対して罪悪感を感じるのも無理はありません。
他人への優しさがもたらす幸福を、学んでいれば目潰し連続殺人事件なんてものは起きなかったでしょうから。