【ノレソレ』が描く、サイコパスの恐怖と苦悩を描くサイコスペンス『父さんはひとごろし』。駿は!?茉莉は!?野崎は!?脱出できるのか!?
この記事はその12話のネタバレと見どころを紹介しています。
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父さんはひとごろし ネタバレ 12話 ダイジェスト!
『私の目を潰し、ねえさんを殺したあんたのコトを・・・やっと殺せる!』
駿の耳に信じられない言葉が入ってくる。
そしてもっとも信じられなかった言葉は・・・。
『駿。誰か来ないか見張ってろ。すぐに終わらせる』
言葉通り、園部真希の死という形でこの凶行は終わった。
薄れゆく意識の中で、園部は亡き姉との想い出を思い出しながら・・・。
Contents
父さんはひとごろし ネタバレ 12話の登場人物の動き
父さんの凶行をただ見ることしかできなかった『中山駿』

父さんに助けてもらったものの、その父さんの口から出てきたのは信じがたい殺意の言葉だった。
『誰か来ないか見張ってろ』などど息子に向かって言うような言葉ではない。
駿は父さんが園部を殺す様を見て、「ひとごろし」と呟くだけで精いっぱいだった。
復讐の末殺された『園部真希』

目潰し連続殺人事件の唯一の生き残り。
駿を襲うも父さんに阻止されてしまい、断念。
しかしその父さんが『25年前の目潰し犯』だと悟り、ナイフで襲い掛かる。
だが、人を殺すのに何の躊躇もないサイコパスの父さんにはかなわず。
首を絞められ、復讐を果たせなかったことを悔やみながら死んでいった。
25年経ってもひとごろしの『中山雅行』

駿の危機を救うという活躍を見せた父さん。
しかし、何を考えたのか、父さんは『園部を殺す』という対処を実行することにする。
手加減なく園部の首を締め、父さんはひとごろしとなる。
12話の見どころ!短絡的に見える父さんの行動が悲しいほど泣ける。
25年ぶりに人を殺してしまうというショッキング12話。
何の迷いもなく、人を殺す父さん。
駿もその光景にかなりのショックを受けています。
ここで『なぜ父さんは人を殺したのか』について考えてみたいと思います。
人を殺すことを許容するわけではありませんが、これは必然な結果に見えてなりません。
父さんがここで駿と一緒に逃げたとしても、面が割れている以上、かならず園部はやってきます。
では、園部対策をどうするべきか?
まず初めに考えられるのは警察に相談でしょう。
ですが、警察とは言え所詮は人間。
日本史上最悪の凶悪犯が近所に住んでるなんて、平和なご近所からすれば戦々恐々の事態と言えるでしょう。
当然今までの暮らしを維持することはできません。
ならばこそ、『園部を物理的に排除』する必要があると考えても不思議ではありません。
秘密裏に排除できれば、そのまま平穏無事に暮らせることになりますからね。
ですが、そうはなりません。
ここまで本作を読んだ方ならわかると思いますが、
そもそも園部を嗾けたのは、事件を面白おかしくしようと考える戸叶です。
戸叶が目潰し犯の今を知った時点で、父さんに与えられた選択肢はほとんどありません。
こう考えると父さんが哀れで仕方ありません。
罪を犯したとはいえ、その罪を面白おかしくおもちゃにされているんですから。