
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? あらすじ
「打ち上げ花火は横から見たら丸いのか?平べったいのか?」
という話で盛り上がる典道たち。
火薬は爆発するから平べったいはずがない。
でももしそんな世界があったら…?
そんななか、典道が想いを寄せるナズナは
親の再婚が決まり転校することが決まります。
思いつめたナズナは典道を誘い、町から逃げ出そうとして…。
※公式サイトより引用
映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の感想
フクです。
『DAOKO × 米津玄師『打上花火』MUSIC VIDEO』を見てて、
というか、何度も視聴しててふと思ったのが、
このPVアニメなんだろ?
秒速5㎝のようなPV用のアニメなのかと思ったんですが、
調べてみたら90分のアニメ映画で、
『君の名は』に次ぐ評価されている作品と言うことで見てみました。
結論から言うと…。
「わけがわからない」
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 「何がわけわからないのか?」
日常を切り出したような普通の世界観から始まり、
きっと『恋あり、友情あり』のような話なんだろうと思ってみていました。
ですが、違いました。
全然違いました。
物語は進み『もしもユースケに勝っていたら』
と、典道が願い、ナズナが持っていた綺麗な玉を投げたら、
そのもしもの世界になってしまいました。
それからも何度か失敗するたびに玉を投げます。
これが当然のように典道に受け入れられ、
ナズナも特に疑問に思うことなく、
「じゃあ、きっと典道君が思い描いた世界なんだね」
という感じで、この不可思議な現象を気にも留めません。
『君の名は』の『入れ替わってる』ことに驚いたりするような描写があればいいのに、
なぜ典道はこんなに冷静なんでしょう。
ナズナはなぜこんなに素直なんでしょう。
それから、もっとも訳が分からないのはキャラクターに一貫性がないこと。
最初の世界、2番目の世界、3度目の世界でユースケの性格が
好感のもてる良い奴から、なんだか妙に嫌な奴を経て、殺人未遂犯(灯台の頂上足場から二人にタックルをかます)という
奇天烈なキャラクターになっていました。
最初の世界で威勢の良かった典道も、
なんだかいきなり日和ったりします。
他にもいろいろあるんですが、
本当にこれはポイントを無駄にしたな…という印象でした。
映像自体はかなりきれいなので、
綺麗な映像が見たい。不思議な映像が見たいという方にはお勧めです。
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本ページの情報は2018年年10月時点のものです。
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