【ノレソレ】が描く、サイコパスの恐怖と苦悩を描くサイコスペンス『父さんはひとごろし』。駿は!?茉莉は!?野崎は!?脱出できるのか!?
この記事はその29話のネタバレと見どころを紹介しています。
▼立読みはRentaで無料でできます!
『父さんはひとごろし』で検索すると出てきます♪巻単位で立ち読みできるので全巻読んじゃいましょう♪
父さんはひとごろし ネタバレ 29話 ダイジェスト!
喧嘩は第三者の介入により、強制終了。
一条透は壁を越えて逃げ、野崎恵もそれに倣って逃げ出す。
逃げ出した先で野崎は一条透に礼を言い。
『自分も一条くんみたいになりたい』と言うのだが・・・。
一条透は、普通がわからないのだという。
だから、自己中心的に、自由に生きているのだと。
イジメはまだ解決してなかったが、野崎恵は約束通りに一条透に一万円を渡す。
ここで一条透は理解した。
好かれると得をするということに。
後日、一条透は野崎恵をイジメていた主犯女子から呼び出しを受ける。
一条透は言葉巧みに、人気のいないところに連れ出すのだった・・・。
父さんはひとごろし ネタバレ 29話の登場人物の動き
異常性と損得を理解し始めた『一条透』

野崎恵のイジメ現場に介入したものの、イジメから助けるには至らなかった。
しかし、追いかけてきた野崎恵からお礼を言われ、
尊敬と好意を向けられる。
普通が分からず、誰とも合わせることができない一条透はここで理解をする。
野崎恵のように、尊敬と好意を向けられれば。
得をするのだと。
つまり、そういう人間を何人も作れば自分にとってメリットになるのだと。
29話の見どころ!確かにまずい。野崎恵がやったこと。
何とも言えない、切なさがこみ上げる29話でした。
野崎恵が一条透に向けた感情は無垢で綺麗なものでしたが、
相手が悪かった。
一条透はこの時点で自らの異常性に気づいており、
野崎恵が向けてくれた感情により、
それを肯定してしまいます。
つまり、『普通でなくていい』し『異常なままでいい』と理解したというわけです。
なんだか胸に来る切ない話になりました。
この展開はもうどうしようもないんですよね。
助けられたのは事実で、自分をしっかり持ってる一条透に憧れても仕方ありません。
26話から言ってるように、野崎恵が自分を責めるのに充分すぎます。